・
Intel® Rapid Storage Technology (Intel® RST) RAID Driver - Intel
Rapid Storage Technology 14.0.0.1143がリリースされました。
本ドライバの日付は6月4日、すでに海外サイトでリークしているものと同じになります。
また、言語は英語ですが、日本語でインストーラが起動することを確認しています。
この14.0.0.1143では、Skylake U/Y、およびデスクトップチップセットに対応するほか、
PCIe NVMeデバイス、および最大3台のPCIeストレージへの対応、
PCIeストレージにおけるRAID0/1/5のサポートなどが追加されています。
なお、14.0.0.1143におけるバグフィックスの内容は下記の通り。
Windows 7 64bitにおいて、F6インストールでRST 14.0を読み込むとBSoDが発生していた問題
2台のリマップされたNVMeデバイスのRAID0でパフォーマンスが低下していた問題 (Win10)
AHCIモードのPCIeデバイスで、RAIDボリュームにファイルをコピーすると性能が極端に低下していた問題 (Win8.1-64)
SATA SSDでのRAID0でTRIMが動作しなかった問題 (Win8.1-64)
Skylakeにおいて光学ドライブを見失う問題を解決するための回避策の追加 (Win8.1-64)
RSTのシステムレポートで、ストレージのコントローラ名が間違って表示されていた問題 (Win7-64)
PCIe NVMeのRAID1において、ボリュームにファイルをコピーするとRAID1が「failed」ステートに移行していた問題 (Win7/8.1-64)
光学ディスクがドライブごと消失していた問題 (Win8.1-64)
検出できない (障害を持った) eSATAデバイスが接続されていると、Windowsエクスプローラがフリーズしていた問題 (Win7)
ディスクの同一性に関する問題、原文は「RST CLI problems with disk identification」 (Win8.1-64)
Windows 10において、Smart Response TechnologyでHDDのデータ転送速度が向上しなかった問題 (Win10)
Windows 7で、S4に入るとBSoD (0x0A) が発生していた問題 (Win7-64)
Skylakeプラットフォーム+Windows 7で、S4に入ることが出来なかった問題
再起動を繰り返すと、RSTドライバが「Bug Check D1」を指してランダムにハングしていた問題 (Win10-64)
原文は「Random hang issues pointing to Bug Check D1 (RST driver) seen during the Reboot cycling.」
特定のSSHDで、レジストリ経由で「Hybrid hitting」機能が無効に出来なかった問題 (Win8.1-64)
14.0 BetaのRSTCLI64.exeがRAID/ドライブ情報のレポートに失敗していた問題 (Win8.1-64)
対応OSにはWindows 10は含まれていませんが、バグフィックスを見た感じでは、
Windows 10にも対応してると考えてもよさそうです。
【関連】
・
Rapid Storage Technologyの最新情報はこちら