AMD Ryzen 7 1700 オーバークロックレビュー

3月に発表、発売されたRyzenシリーズ。 今でも人気ですね。
その中でも人気のある1700を、発表から少し間を置いて捕獲しました。
当初は原因不明の不具合(?)のような症状に悩まされていたのですが、
ようやく安定動作のめどが立ったこともあり、オーバークロックにチャレンジしました。
AMDプラットフォームはThunderbird以来16~17年ぶり、
同プラットフォームでのオーバークロックは初のチャレンジになります。
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Intel Core i5-4670K オーバークロックレビュー

2013年6月に発売が解禁されたHaswell。
深夜販売で捕獲したCore i5-4670Kをオーバークロックしてみました。
(いろいろと時間がかかってしまいました)
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Intel Core i5-3570K オーバークロックレビュー

4月末に発売が解禁されたIvy Bridge。そのラインナップの一つである、
Core i5-3570Kを深夜販売で捕獲、オーバークロックしてみました。
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Intel Core i5-2500K オーバークロックレビュー

1月に発売、その後チップセット問題で(マザーが)リコールとなったSandy Bridgeですが、
このラインナップの一つであるCore i5-2500Kをオーバークロックしました。
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MSI N460GTX Cyclone 1GD5/OC オーバークロックレビュー

7月に発表されたGeForce GTX460。
このGTX460はオーバークロック耐性が高いとも言われており、
それを確かめるべく、オーバークロックにチャレンジしてみました。
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intel Pentium Dual-Core E6500K オーバークロック
9月に入手したPentium Dual-Core E6500K。
コレのためにケース&クーラーを買い換え、
常用オーバークロックにチャレンジしました。

※2010/01/31 ベンチ比較を追記しました。
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intel Core 2 Quad Q9650 オーバークロック

先日購入したCore 2 Quad Q9650。
この週末に交換し、ちょいとオーバークロックしてみました。
Q9650自体は以前から発売されており、今更感はありますが、
ま、せっかく買ったわけですし、ネタにでも…と思いまして。
(その後の模様とベンチ比較を追記いたしました)
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Corsair TWIN2X2048-8500C5D Ver5.1 オーバークロック
先日、
ツクモにてお布施してゲットしたCorsairのTWIN2X2048-8500C5Dですが、
とりあえず、取り付けていろいろいじくってみました。
また、ヒートシンクにサーミスタを貼り付けて温度測定もしてみました。
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intel Core 2 Duo E7200 オーバークロック
4月20日に発売されたCore 2 Duo E7200。
早速購入し、オーバークロックしてみました。
定格時のパフォーマンスチェックも行い、
オーバークロック時のスコアとの比較で掲載しています。
今回使用したマザーはP5B Deluxe、
CPUクーラーはANDY SAMURAI MASTER(2400rpm)です。
まず、低倍率高FSBから。

OS起動のみの確認ですが、FSB470MHzで起動できました。
これ以上上げるとBIOSすら起動できず。
(Vcoreをさらに盛れば…?!)
つぎに、倍率を9.5倍に戻し、FSB470MHzからスタート。
しかし、470MHzでは起動不可。

FSB450MHz、4.27GHzで起動できました。
高負荷テストは短時間しかしていませんが、各種ベンチは完走できました。
しかし、アイドル時のCPU温度が50℃弱、
高負荷テストではCPU温度が80℃強になるため、FSBを若干落とすことに。

続いて目標である4GHz。
常用の目標にしていたので、とりあえずOrthos。
しかし数分後にエラー。

Vcoreをさらに盛ればいけそうな気もするのですが、
この電圧でも高負荷時は80℃弱ですし、
今はよくても夏は厳しいかもしれないので、もう少しFSBを下げることに。

FSB400MHzの3.8GHz。
Vcoreもさらに下げてみました。
この時の高負荷時で70℃を切りました。
続いてベンチマーク比較です。
Super π 104万桁 |
E7200 | E8400 | E6600 |
2.53GHz | 3.8GHz | 4.27GHz | 3.0GHz | 4.3GHz | 3.3GHz |
20.188 | 13.844 | 12.640 | 15.703 | 10.938 | 15.563 |
CINEBENCH R10 レンダリング |
E7200 | E8400 |
2.53GHz | 3.8GHz | 4.27GHz | 3.0GHz | 4.3GHz |
2分52秒 | 1分53秒 | 1分41秒 | 2分24秒 | 1分39秒 |
CrystalMark 2004 |
| CPU |
| ALU | FPU |
| Fibo | e | Prime | QSort | Pure | Rand | FFT | Mandel |
E6600 | 3.0GHz | 10576 | 4991 | 3682 | 6958 | 3720 | 19417 | 4958 | 4553 |
E7200 | 2.53GHz | 8973 | 6623 | 3110 | 6097 | 2671 | 15670 | 4172 | 3864 |
3.8GHz | 13243 | 9975 | 4684 | 9254 | 3673 | 23881 | 6266 | 5808 |
4.27GHz | 14786 | 11223 | 5279 | 10348 | 4139 | 26823 | 7079 | 6535 |
E8400 | 3.0GHz | 10500 | 7798 | 3689 | 7257 | 2882 | 19042 | 4918 | 4547 |
4.05GHz | 13947 | 10581 | 4965 | 9791 | 3903 | 25648 | 6658 | 6146 |
4.3GHz | 14861 | 11312 | 5316 | 10453 | 3466 | 27156 | 7100 | 6573 |
Q6600 | 2.4GHz | 16539 | 7848 | 5918 | 11215 | 6183 | 30621 | 7681 | 7344 |
Phenom | 2.3GHz | 13693 | 6012 | 5009 | 11234 | 4473 | 25842 | 7112 | 5718 |
午後べんち
2.53GHz
[速度] 46.70倍速 [設定] Q=0 FPU
[速度] 57.45倍速 [設定] Q=0 FPU MMX
[速度] 66.93倍速 [設定] Q=0 FPU SSE MMX
[速度] 68.43倍速 [設定] Q=0 FPU SSE2 SSE MMX
[速度] 109.39倍速 [設定] Q=5 FPU
[速度] 112.86倍速 [設定] Q=5 FPU MMX
[速度] 224.59倍速 [設定] Q=5 FPU SSE MMX
[速度] 235.48倍速 [設定] Q=5 FPU SSE2 SSE MMX
[速度] 136.96倍速 [設定] Q=8 FPU
[速度] 138.83倍速 [設定] Q=8 FPU MMX
[速度] 335.10倍速 [設定] Q=8 FPU SSE MMX
[速度] 352.77倍速 [設定] Q=8 FPU SSE2 SSE MMX
4.27GHz
[速度] 78.74倍速 [設定] Q=0 FPU
[速度] 97.87倍速 [設定] Q=0 FPU MMX
[速度] 113.99倍速 [設定] Q=0 FPU SSE MMX
[速度] 116.37倍速 [設定] Q=0 FPU SSE2 SSE MMX
[速度] 183.70倍速 [設定] Q=5 FPU
[速度] 192.66倍速 [設定] Q=5 FPU MMX
[速度] 387.25倍速 [設定] Q=5 FPU SSE MMX
[速度] 399.91倍速 [設定] Q=5 FPU SSE2 SSE MMX
[速度] 229.78倍速 [設定] Q=8 FPU
[速度] 236.65倍速 [設定] Q=8 FPU MMX
[速度] 568.76倍速 [設定] Q=8 FPU SSE MMX
[速度] 582.55倍速 [設定] Q=8 FPU SSE2 SSE MMX
というわけで、現在3.8GHzでOrthos中です。
これで安定すれば、3.8GHzで常用しようかと思います。
以前紹介した海外サイトでのレビューを見た限りでは、
4GHzは厳しいかと思ってたんですが、意外にもあっさり起動しました。
自宅のE8400よりも低電圧で起動できたのが意外でしたね。
クーラーをもっと高性能のものに交換すれば、
4GHz常用も不可能ではないかもしれません。
といっても、3.8GHzでも定格クロックの1.5倍ですし、
これだけ回れば充分といってもいいかと思います。
しかも、それが1万円台で手に入るわけですから(゚Д゚)ウマーじゃないかと。
E7200は、OCするにはなかなかいい石じゃないかと思います。
※追記
3.8GHz@1.35V(BIOS)にてOrthosが12時間パスしました。
CPU-Z読みでアイドル1.32V、負荷時1.29V。
とりあえずこの設定で常用しようと思います。
【関連】
・
[ 日記 ] Core 2 Duo E7200買ってきました・
Core 2 Duo E7200/Celeron E1400が発売開始 (価格改定も?!)・
intel Core 2 Duo E8400 オーバークロック
intel Core 2 Duo E8400 オーバークロック
20日の早朝販売でゲットしたE8400のオーバークロックですが、
ようやく常用設定が定まった感じです。
ちなみに、今回のハードウェア構成は↓のような感じです。
・CPU:Core 2 Duo E8400 (Q746A476)
・M/B:ASUS P5K-E/WiFi-AP (BIOS 0906)
・クーラー:
Thermalright HR-01 PLUS (12cm/1500rpm)
・メモリ:
KINGBOX PC6400 1GBx2まず、クロック倍率をx6まで落とし、FSBを上げていきました。

OS起動のみでベンチはかけていないですが、
ノースブリッジの電圧を+0.15V上げないと非常に不安定でした。
設定次第ではもう少し上がる可能性はあるかもしれませんが、
おそらく限界は近いかもしれません。
この状態でクロック倍率をx9に戻し、4.5GHzに挑戦!
しかし、OS起動直後に落ちること多々アリで、
CPU-Zのスクリーンショットを残すことはできず。

FSBを若干落とし、4.3GHzに。
VcoreをBIOSで1.55Vあたりまで盛って、やっとベンチが通るくらいです。
π程度なら通りますが、午後ベンチは通らなかったです。
さらに下げて4.2GHzでも安定度は大差なく、
やはりベンチで若干不安定気味でした。

最終的に安定したのは4.05GHz(FSB450MHz)でした。
Orthos17時間パス。
それでも、BIOS設定上で1.475V前後まで盛ってようやくといった感じです。
Wolfdaleのオーバークロックでは、このあたりの報告が多いようですね。
とはいえ、他の人の報告に比べてVcoreは若干高めっぽいです。
45nmのWolfdaleは65nmのConroeに比べて定格電圧が低いので、
ConroeではなんてことのないVcoreでも、
Wolfdaleにとっては負担は大きいかと思います。
とりあえず、このクロックでしばらく常用してみようかと思います。
ちょっといじっただけで4GHzを突破してしまうWolfdale…(;´Д`)スバラスィ
ぶっちゃけ、4GHzでもE6600@3.3GHzと大して体感速度は変わりませんw
E8400なら定格でも十分速いですね。
気になる温度の方ですが、以前のエントリにも書いたとおり、
CoreTempの温度表示がいまいち信憑性に欠けます。
「どうもおかしい」という意見は結構多いようです。
ちなみに、アイドル時の温度は定格でも4.3GHzでも43℃。
TXでのシバキは、定格時50/46℃、4.05GHz時72/68℃、4.3GHz時81/77℃でした。
(ちなみに、Tj.Max値は105℃)
CoreTempは次期バージョン待ちといったところでしょうか。
続いてベンチマークでパフォーマンス比較をしてみました。
Super π (104万桁) |
E6600 | E8400 |
3.0GHz | 3.3GHz | 3.0GHz | 4.05GHz | 4.3GHz |
17.219 | 15.563 | 15.703 | 11.547 | 10.938 |
※4.3GHzでの419万桁は1分4秒でした。
CINEBENCH R10 レンダリング |
3.0GHz | 4.05GHz | 4.3GHz |
2分24秒 | 1分46秒 | 1分39秒 |
CrystalMark 2004 R2 |
| CPU |
| ALU | FPU |
| Fibo | e | Prime | QSort | Pure | Rand | FFT | Mandel |
E6600 | 3.0GHz | 10576 | 4991 | 3682 | 6958 | 3720 | 19417 | 4958 | 4553 |
E8400 | 3.0GHz | 10500 | 7798 | 3689 | 7257 | 2882 | 19042 | 4918 | 4547 |
4.05GHz | 13947 | 10581 | 4965 | 9791 | 3903 | 25648 | 6658 | 6146 |
4.3GHz | 14861 | 11312 | 5316 | 10453 | 3466 | 27156 | 7100 | 6573 |
Q6600 | 2.4GHz | 16539 | 7848 | 5918 | 11215 | 6183 | 30621 | 7681 | 7344 |
Phenom | 2.3GHz | 13693 | 6012 | 5009 | 11234 | 4473 | 25842 | 7112 | 5718 |
参考として、クアッドコアのQ6600とPhenom 9600の結果も載せてみました。
(ネットランキングの結果を拝借しました<(_ _)>)当然というか、4.3GHzではQ6600にはまだまだ勝てないようですw
しかし、Phenom 9600とはいい勝負をしているようです。
午後べんち E8400@定格
[速度] 53.21倍速 [設定] Q=0 FPU
[速度] 68.06倍速 [設定] Q=0 FPU MMX
[速度] 79.25倍速 [設定] Q=0 FPU SSE MMX
[速度] 80.97倍速 [設定] Q=0 FPU SSE2 SSE MMX
[速度] 123.61倍速 [設定] Q=5 FPU
[速度] 133.92倍速 [設定] Q=5 FPU MMX
[速度] 270.92倍速 [設定] Q=5 FPU SSE MMX
[速度] 279.37倍速 [設定] Q=5 FPU SSE2 SSE MMX
[速度] 155.36倍速 [設定] Q=8 FPU
[速度] 164.83倍速 [設定] Q=8 FPU MMX
[速度] 396.73倍速 [設定] Q=8 FPU SSE MMX
[速度] 412.38倍速 [設定] Q=8 FPU SSE2 SSE MMX
午後べんち E8400@4.05GHz
[速度] 74.79倍速 [設定] Q=0 FPU
[速度] 92.01倍速 [設定] Q=0 FPU MMX
[速度] 106.83倍速 [設定] Q=0 FPU SSE MMX
[速度] 107.12倍速 [設定] Q=0 FPU SSE2 SSE MMX
[速度] 174.88倍速 [設定] Q=5 FPU
[速度] 180.22倍速 [設定] Q=5 FPU MMX
[速度] 347.10倍速 [設定] Q=5 FPU SSE MMX
[速度] 377.16倍速 [設定] Q=5 FPU SSE2 SSE MMX
[速度] 218.55倍速 [設定] Q=8 FPU
[速度] 221.40倍速 [設定] Q=8 FPU MMX
[速度] 509.33倍速 [設定] Q=8 FPU SSE MMX
[速度] 554.31倍速 [設定] Q=8 FPU SSE2 SSE MMX
Orthosがパスしたとはいえ、
オーバークロック耐性が下がる等で不安定になれば、
さらにクロックを下げなければいけないと思いますが、
4GHzクラスのオーバークロックが比較的簡単なことは、
以前のエントリで紹介した海外記事の通りでした。
オーバークロック耐性が落ちませんように…w
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