SanDisk Extreme PRO&ポータブルSSDを試す
ある日、TwitterでSanDiskの「無料貸出キャンペーン」なるものを見かけ、
軽い気持ちで応募したのですが、なんと、それに当たってしまいましたw
というわけで、簡単ではありますが、レビューしてみたいと思います。
まずは、同梱されたノベルティグッズから。

折りたたみの傘、ボールペン、JCBギフト券、そして銀色の箱は、SDカードなどのメディアを入れるケースで、赤いメタリックな名刺入れ風のケースです。
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東芝SDカード、EXCERIA PROをベンチ

SDカード。 microSDも含めると、ありとあらゆる場所で使われていますね。
そんなある日、SDカードを物色していたところ、この
EXCERIA PROが目に入りました。
Read 95MB/s、Write 75MB/s、スペックの割に値段が安かったんです (並行輸入品)。
で、ひょんなことから、この16GBを手にする機会がありました。
その際、ベンチを取ってほしいというリクエストがあったんで、
ベンチを取るついでに、このブログにもアップしようかと思った次第です。

定番のCrystalDiskMarkです。
シーケンシャルReadは公称値をやや下回る程度、まぁ許容範囲でしょうか。
そして、シーケンシャルWriteは公称値を上回る測定結果になりました。

その他のベンチマークも。

ちなみに、このSDカードはカメラで使う予定なのですが、
実際に数枚撮影した直後のドライブマップ (左側) を見ると、
撮影したデータは先頭から順番に記録し、かつ断片化はほぼ皆無な状態なので、
カメラ用途の場合、ランダムよりもシーケンシャル性能を重視してもよさそうですね。
また、途中の数枚を削除し、歯抜け状態にしたあとでさらに撮影を行った場合は、
抜けた部分から再び記録していきますが、ごく一部で断片化が発生するようです。
右画像の断片化した部分は、おそらくその境界線付近だと思われます。
というわけで、SDの選定に悩んでいる人は、これも候補に入れていいかと思います。
[ EXCERIA PRO (並行輸入品) ]
PCワンズ
Amazon
[ 日記 ] Nikon COOLPIX P80買いました
PCとは少々離れた話になりますが…
今年春頃に、知り合いが一眼レフを購入したのです。
「やっぱ一眼レフは画質がいいな~」
というわけで、デジカメを買い換えたくなってしまいました。
でも、一眼レフは高いしな~…そこで新発売されたのが…
NikonのCOOLPIX P80でした。
最近流行(?)の高倍率ズーム系コンパクトデジカメです。
画質こそ一眼レフには負けますが、18倍という高倍率に魅力を感じ、
ほどほどに価格が下がった先日、ようやくゲット。
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Windows XPの起動をBootVisで高速化
Yahoo!知恵袋とかの質問を見ていると、
「PCの起動が非常に遅い」という類の質問を多々見かけます。
人によっては5分とか…ありえませんw
まぁここまで時間はかからないにしても、
起動時間が遅くていらいらする人も多いでしょう。
で、知恵袋でのそういった質問の回答として、
お約束のように出てくる回答が「デフラグしてください」。
もちろん、それは間違いではないですし、
パフォーマンスを高速化する一般的な手段としてデフラグはよく知られています。
でも、それ以外にも
BootVisというツールを使う方法があります。
このBootVisは
Windows XP専用のMicrosoft純正デフラグツールなんですが、
Windows付属のデフラグとは異なり、PCの起動高速化に特化したツールです。
でも、現在MicrosoftではBootVisの配布は中止されており、
サイト上では公式に配布していません。
しかし、他のサイトでダウンロードすることが可能です。
バージョン1.3.3.6のダウンロードは
こちら。
(実は1.3.3.6はMicrosoftのサーバ上に残っているので直リンw)
バージョン1.3.3.7のダウンロードは
こちら。
さて、BootVisを使用する前に、注意する点があります。
どうやら、Hyper-Threading(HT)に対応したPentium4搭載PCで
BootVisを実行すると、不具合が発生するらしいです。
(
Microsoft サポート技術情報 KB821581)
でも、このKBによればWindows XP SP2で修正されたとあるので、
もしかすると大丈夫かもしれませんが、保証はできません<(_ _)>
また、この不具合は1.3.3.7の方で発生するというのを見た…ような…w
というわけで、BootVisの使い方を説明します。
英語ソフトですが、使い方は非常に簡単です。
ちなみに、解説に使用しているBootVisは1.3.3.6です。
1.3.3.7の画面は若干違うかもしれませんが、使い方は同じはずです。

まず、BootVisを適当な場所にダウンロード/保存します。
1.3.3.6は自己解凍形式のZIPファイル(上図)、
1.3.3.7はWindowsインストーラ(.msi)になります。
1.3.3.6は、ダブルクリックすると解凍先を尋ねられるので、
(デフォルトはC:Documents and Settings****Local SettingsTemp)
解凍先に任意の場所を指定し、「Unzip」をクリック。

すると、BootVis本体が解凍されるので、ダブルクリックして起動。


BootVisの起動画面です。
ツールバーの「Trace」をクリックし、
「Next Boot + Driver Delays」をクリックします。

このようなウィンドウが出てくるので、そのままOKボタンです。

するとこの画面になり10からカウントダウンされ、
カウントが0になると自動的にPCは再起動されます。
10秒待てない場合は「Reboot Now」ですぐに再起動されます。

PCが再起動されたあと、デスクトップにこのような白いバーが出てきますが、
気にすることなくそのまましばらく待ちます。
この間、BootVisが、PC起動時に読み込まれるプロセスをトレースしています。

デスクトップが出現してから約1分後、自動的にBootVisが起動されます。
画面には、PC起動時に読み込まれたプロセスや、
HDDのアクセス状況が経過時間ごとに表示されます。

次に「Trace」から「Optimize System」をクリックします。

前回の再起動前と同様、カウントダウンのウィンドウが出るので、
そのままOKボタンをクリックします。

OKボタンをクリックした後、再びPCが再起動されます。
デスクトップ出現後、しばらく待つとこのウィンドウが表示され、
先ほどトレースした内容をもとに自動的にデフラグが始まります。
デフラグが完了すると、このウィンドウは自動的に消えます。
これで、BootVisを使ったデフラグが完了しました。
2回PCを再起動しますが、やり方自体は簡単ですね。
PCの起動が高速化されたかどうか、
一度再起動して確かめてみてはどうでしょうか?
もちろん、効果の有無や短縮できた時間は人によって様々です。
余談ですが、ここで一つ小技を。
たとえばIEの起動を高速化させたい、
WordやExcelの起動を高速化させたい、
その他任意のソフトの起動を高速化させたい場合、
BootVisを利用してそれらも一緒に高速化させることができます。
やり方は実に簡単、そのソフトのショートカットをスタートアップに放り込むだけです。
デフラグが完了したら、スタートアップから削除で完了。
この方法を使えば、PCの起動とともにそのソフトの起動も高速化されます。
一度お試しを。
TVersityでPCをDLNAサーバにしてみる
プレイステーション3(PS3)にはDLNAクライアント機能があり、
LAN上にDLNAサーバ機能を有したNAS等があれば、
そのNAS内のファイルをPS3上で直接再生ができるという機能です。
この機能をご存じの人は多いと思います。
しかし、我が家のLAN上にはNASがありません。
というわけで、PCをDLNAサーバ化してみました。
PCをDLNAサーバとして動作させるためには、
DLNAサーバソフトが必要になります。
今回使用したDLNAサーバソフトは、
TVersityというソフトです。
このTVersityは英語版で日本語化パッチは(たぶん)ありませんが、
Windows用DLNAサーバソフトとしては優秀な部類に入ると思います。
また、フリーソフトというのもうれしいですね。
ちなみに、TVersityの必要最小システム構成は以下の通りです。
- Pentium3 700MHz以上 (HT対応Pentium4 2.8GHz以上推奨)
- 128MB以上のメモリ (512MB以上推奨)
- 50MB以上のHDD領域 (メディアのキャッシュ領域用に1GB以上推奨)
- Windows2000/XP
- DirectX 9.0以降
- Windows Media Player 9.0以降
- Adobe Flash Player 7以降
※Xbox360では、別に条件があるようです。
さらに詳しいことはTVersityの本家サイトで確認してください。
(もちろん英語です)
また、
ffdshowをインストールしておくとよさげなようです。
(ダウンロードは
こちら)
最小システム構成を見ると要求スペックは低そうですが、
高解像度・高ビットレートの動画を配信するには、
やはりそれなりのスペックが必要だと思います。
でも、Core 2 Duo等を搭載した最近のPCであれば問題ないと思います。
では、TVersityのインストールを行いながら、
使い方を解説していきます。
(小さい画像は、クリックで拡大できます)
英語ソフトなので使い方が難しそうな印象はあるかと思いますが、
難しい操作はほとんどないので、
英語が苦手な人でも使い方は難しくないと思います。

インストール自体は、
インストール先を尋ねられる程度で非常に簡単です。
インストールが完了したら、TVersityを起動してみましょう。

非常にシンプルな画面です。しかし、このままではメディアファイルがLAN上の他の機器に対して公開(共有)されないので、共有するための初期設定を行います。
まず、画面上の「Settings」タブをクリックします。

上図のようなエラーが出ますが、かまわずOKボタンを押します。
OKボタンを押した後は「Start Sharing」ボタンを押します。
これで共有が開始されました。
他の部分の設定は(たぶん)特に必要ありません。
非常に簡単です。

共有開始後は、このような画面になるはずです。

余談ですが、このソフトはFlashで作られています。
必要システム要件にFlash Playerが含まれているのは、
きっとこれなんでしょうね。
では次に、外部機器に対して公開(共有)するファイルを登録します。

緑の+マークをクリックし、「Add File」をクリックします。
フォルダ単位で共有する場合は「Add Folder」をクリックします。

ファイル選択画面が出るので、「Browse」ボタンをクリックし、
共有したいファイル(フォルダ)を選択します。

ファイル(フォルダ)の選択が完了したら、
タイトル等の情報を入力し、「Submit」ボタンをクリックします。

これで、ファイルの登録が完了しました。
次に、画面左上の更新ボタンをクリックすれば、
外部へ公開するファイルのリストが更新され、
外部機器から認識・再生ができるようになります。

タスクマネージャの画面です。
ファイルの共有を有効にすると、
外部機器へファイルを公開する「MediaServer.exe」が起動します。
これは、TVersityの起動に関係なくPC起動時に自動的に起動します。
ファイルの共有を一度有効にすると、
次回手動で停止させるまで常時起動しています。
なので、外部機器から再生する際は、
TVersityを常時起動しておく必要はありません。
共有するファイルの追加や削除を行う以外は、
TVersityを終了させていても外部機器からの再生は可能です。
【外部機器で再生する時の注意】WindowsXP(SP2)でWindowsファイアウォールが有効になっている場合、またはZoneAlarm等のセキュリティソフトをインストールしている場合は、Tversityが使用するポート
41952を解放、まもしくはTVersityが外部へアクセスすることを許可する必要があります。
ちなみに、
ルータは無関係なので設定を変更する必要はありません。
では、共有したファイルが外部機器から再生ができるか、
PS3で確認してみます。

あっさり認識できました。
PS3側では、設定は全く行っていません。
XMBの「フォト」「ミュージック」「ムービー」全ての項目に
TVersityがメディアサーバーとして表示されます。


無事にファイルを認識し、再生させることができました。
フォルダの階層が結構深く、また、分類フォルダが非常に多いです。
ここまで細かく分けてもらう必要はないんですけどね。
個人的には、もう少し簡潔にしてほしかったです。
あ、もちろん写真や動画の再生も可能ですよ。
ちなみに、PS3側で対応していないフォーマットの動画でも、
TVersityを使えば再生が可能です。
もちろん全てではないでしょうけど、
本来PS3では再生に対応していないはずの、
DivXでエンコードされたAVIファイルも再生できました。
また、我が家のリビングには
REGZAが鎮座しているのですが、
こちらも実はDLNAに対応しています。
が!!REGZAの方はTVersityを認識してくれませんヽ(`Д´)ノ
こちらの方は、後日色々試してみようと思います。
でも、REGZAで対応できる動画形式はかなり限られているらしいので、
仮に認識できたとしても、DLNAクライアントとしての使い勝手は、
PS3の方が数段上をいくんじゃないでしょうか。
REGZAからPCに録画する
先日のエントリでレビューっぽいのを書いた東芝 REGZA Z2000ですが、
そこでも書いたように、REGZAに直付けしたLAN HDDや、
LAN上のNASにハイビジョン映像が録画できるという特徴があります。
そしてネット上を色々見ていると、
LAN上のPCでも録画ができたという報告をいくつか見かけました。
それは、是非我が家でも試してみなければ。
というわけで試してみたんですが、
結論を先に言うと、
PCで録画できます。
すでに複数のPCでLANを組んでいて、
ファイル共有をしている人なら全く難しくはありません。
上記環境を構築している人は、もうピンときたでしょう。
もはや説明するまでもないですねw
でも、みんなそういう人ばっかりじゃないので、
手順を詳しく(?)書いてみようと思います。
まずはPC側の準備です。

適当な場所にフォルダを作成します。
すでにネットワークで共有するフォルダを作成済みの場合で、
そのフォルダを録画用フォルダにする場合は必要ありません。

「新しいフォルダ」じゃ味気ないですからねw

フォルダを右クリックし、ネットワーク上で共有する設定を行います。

赤枠の中、2ヶ所にチェックを入れOK(適用)をクリック!

念のためにプロパティを開いて、
読み取り専用、もしくは隠し属性がないか確認しましょう。
(普通は大丈夫ですけどね)
PC側の準備は完了しました。
次にREGZA側の設定を行います。






機器登録画面で、先ほど作成したフォルダが認識されました。
括弧内はLAN上でのPC名が入ります。
すでに共有済みのフォルダも認識されます。
もし認識されていない場合は、「再検索」ボタンを押してみてください。

登録したいフォルダ(HDD)にチェックを入れて登録します。

登録したフォルダへ正常に録画・再生ができるかテストしてみます。



「NG!」と出ますが、これでも大丈夫らしいですw

REGZAの番組表から実際に録画してみます。



録画が開始されると、電源ランプ横のランプがオレンジ色に点灯します。

再生はメニュー画面から。


再生させる機器を選択すると録画された番組がリストアップされ、
プレビュー再生が始まるので、再生させたい番組を選択し、再生開始です。

HDDの空き容量から録画可能時間が表示されます。

録画データがいっぱいで何が何だか分からなくなったら…。

共有フォルダの中身です。
1番組を録画しただけで、これだけのファイルが生成されます。
反転表示させたDTVファイルが、録画データの本体です。
もちろん、メディアプレーヤーでは再生できません。
もしPCで再生できる手段があれば、楽しさ倍増ですねw
(やっぱ無理なんだろうな~)
ちなみに、約1分半の録画で、録画データ本体のサイズは約170MBでした。
つまり、
1分あたり約114MBということになりますね。
ということは…
1時間番組で約6.8GB、
10GBで約1時間半、
映画番組(2時間半)だと約17GBということになります。
というわけで、PCで録画が可能なのは確認できました。
これで、別途録画機器やNASを買う必要がなくなりましたね。
実質0円また、このPCにはDLNAサーバソフト(
TVersity)もインストールしてあるので、
PS3からはメディアサーバ(DLNAサーバ)としても認識されます。
一石二鳥でさらに(゚Д゚)ウマーしかし、問題点が一つあります。
それは
消費電力。
このPCはオーバークロックさせているので、
アイドル時でも消費電力は100W前後あると思われます。
たまに録画・再生する程度なら問題ないですが、
NAS的使用法で常時電源ONだとランニングコスト(電気代)がかかってしまいます。
既存のPCへの録画は初期導入費用がかからないですが、
ヘビーに使う人は、NASを導入する方が長期的に見て安上がりかもしれませんね。
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